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下関市立大学がベンチャー3社を設立へ

先端地域科学研究所

下関市立大学は11月21日、データサイエンス学部の研究室から3社のベンチャー企業を設立すると発表した。

設立予定の企業は、いずれもデータサイエンス学部の研究室での研究成果を活用したもので、マーケティング支援、セキュリティ対策、統計コンサルティング等を予定している。また3社とも、設立の母体となる研究室の主宰者が代表取締役を務める。

下関市立大学では、今年6月に地元の人材企業・株式会社SEアシスト(山口県下関市)の支援のもと、韓昌完学長自身が代表取締役となり同大初の大学発ベンチャー・株式会社先端地域科学研究所(山口県下関市)を設立し、大学発ベンチャーのインキュベーション事業を通じた地域活性化を目指すと表明していた。今回設立予定の3社には、先端地域科学研究所が出資や立ち上げ支援を行うという。

プレスリリースに基づく設立予定3社の概要は以下の通り。(画像は先端地域科学研究所ウェブサイトおよび同大によるプレスリリース)

・松本研究室
代表取締役:松本義之 教授
業種:マーケティング
事業内容:SNSレビュー分析サービス、地域観光、飲食店向けマーケティング支援、SNS分析による企業ブランド管理、レビュテーションコンサルティング

・白濱研究室、福田研究室
代表取締役:白濱成希 教授
業種:IT・情報通信
事業内容:AI監査サービス、セキュリティ対策サービス、外部情報システムサービス、ITコンサルティング

・中上研究室、田中研究室、松浦研究室
代表取締役:中上裕有樹 講師
業種:統計コンサルティング
事業内容:統計コンサルティングサービス、データ計画、収集、分析、報告書作成サポート、商品開発、補助金申請サポート

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