慶應義塾大学発の再生医療ベンチャー・株式会社AdipoSeeds(東京都新宿区)は1月9日、第三者割当増資による資金調達を行ったと発表した。
AdipoSeedsは2016年7月に設立された慶應義塾大学医学部発ベンチャー。同大医学部臨床研究推進センター・松原由美子特任准教授(職位は当時)、同大医学部・池田康夫名誉教授らが確立した、皮下脂肪組織由来の間葉系幹細胞から血小板を人工的に創製する技術を基に設立され、血小板輸血代替や創傷治癒促進などの分野で研究開発や技術ライセンス事業に取り組んできた。創傷治癒領域では、難治性皮膚潰瘍を対象とした臨床試験が、慶應義塾大学病院で既に進んでいる。
近年は日本医療研究開発機構(AMED)の令和5年度「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業」、令和6年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(創薬ベンチャー公募)」等に相次いで採択されているほか、2022年12月には総額16億円の資金調達を実施したことでも話題となった。
今回の調達は、臨床検査機器大手のシスメックス株式会社(兵庫県神戸市)と、大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合を引受先としており、調達資金は創傷治癒領域での臨床試験(国内第I/II相試験)や血小板領域での臨床研究に活用するとしている。
(画像は同社ウェブサイトより)










