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静大発VBが不適切盛り土現場に検知システムを設置

静岡県・伊東市富戸の不適切盛り土問題に関連し、静岡大学発ベンチャーのライドマティクステクノロジーズ株式会社(静岡県浜松市)が、衛星を使って盛り土の変化を早期検知できる機器を設置したと、1月8日に静岡朝日テレビが報じた。

この問題は、2021年に発生した同県熱海市の土石流災害を受けて静岡県が行った調査の中で確認されたもので、崩落の危険性が否定できない状態になっているにもかかわらず、造成業者の代表者が死去していることなどから法的責任や是正の主体が不透明な状態になっているもので、県は行政代執行などの措置も視野に入れ監視を行ってきた。

静岡朝日テレビの報道によれば、ライドマティクス社はこの現場に、盛り土の変化を早期検知する機器を5台設置した。

ライドマティクス社は2018年2月設立の静岡大学発ベンチャー。代表取締役会長を務める同大・情報学部の木谷友哉教授の研究成果を基に設立され、主にモビリティ分野で高精度衛星測位技術(RTK-GNSS)を活用したアプリケーション開発を行ってきた。

また、令和6年度には国土交通省「i-Constructionを推進するための現場ニーズと技術シーズのマッチング」で、「小型でミリ単位まで正確に測定可能なGPS測定機が欲しい」というニーズに対して「高精度衛星測位による地上での緩慢な微小変動を精緻に計測する技術」でマッチングし、令和7年度の静岡県産業振興財団・研究開発助成(産学官連携型)でも研究開発課題「地すべり早期検知による災害予防システム」で採択されるなど、近年は地すべり(斜面変位)モニタリングなどの土木分野にも注力してきた。

(画像は同社ウェブサイトより)

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