
冬木工業株式会社(群馬県高崎市)は、岡山大学発ベンチャーの株式会社ハイドロヴィーナス(岡山県岡山市)に出資したと発表した。
ハイドロヴィーナスは2015年1月設立の岡山大学発ベンチャーで、同大学学術研究院環境生命自然科学学域・比江島慎二教授が発明した振り小型発電機技術「Hydro-VENUS (Hydrokinetic Vortex Energy Utilization System)」を基に、川の流れを用いて発電やセンシングを行うシステムの開発を行っている。
同社は2023年にはJ-Startup WESTに選定されたほか、今年2月の未来X DEMO DAY 2025(三井住友フィナンシャルグループ主催)では、未来X賞をはじめ4賞を受賞している。また、今年8月には電源開発株式会社(Jパワー、東京都中央区)が同社への出資を発表している。
冬木工業は1927年創業で群馬県に地盤を置く総合建設会社で、関東を中心にゼネコン事業を行う。近年はサステナビリティ・トランスフォーメーション推進、カーボン・ニュートラル実現へ向けた活動に力を入れ、その一環で出資に繋がった。
ウェブサイトはハイドロヴィーナス社ウェブサイトより










