東京都は2025年11月27日、令和7年度の大学発スタートアップ創出支援事業の採択結果を発表した。同事業は、大学が集積している東京という地域性を活かし、大学の研究成果や研究成果を基にした起業をサポートする取り組みとして令和5年度に開始され、これまで延べ19大学が採択されている。
令和7年度は「事業ステップアップ支援」「学内体制構築支援」の2種類が実施され、合計9校が採択された。支援期間は2年(協定締結日～令和9年3月31日)。
既に事業化などの取り組みを進めているが、事業化や事業化支援をさらに加速したいという大学に対する支援策となる「事業ステップアップ支援」は、次の6校が採択された(以下、50音順)。
・慶應義塾大学
・工学院大学
・帝京大学
・東京大学
・東京海洋大学
・東京理科大学
また、コーディネーターサポートのもとスタートアップ創出に取り組む学内体制の構築を支援する「学内体制構築支援」は、次の3校が採択された。
・青山学院大学
・東京薬科大学
・明治大学
各大学の事業概要(画像)は、東京都が公表した資料。
(画像は東京都ウェブサイトより)
