大阪大学発ベンチャーのPGV株式会社(東京都中央区、以下PGV)は1/28、NOK株式会社(東京都港区、以下NOK)、ニッカン工業株式会社(東京都目黒区、以下ニッカン工業)、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(大阪府吹田市、以下OUVC)からを引受先とする総額約1.3億円の第三者割当増資を実施したと発表した。
各社の出資額はOUVC(OUVC1号投資事業有限責任組合):5000万円、NOK:5000万円、ニッカン工業:約3000万円(編集部推計)とみられる。
PGVは2016年9月に設立された大阪大学発ベンチャー。大阪大学産業科学研究所・関谷毅教授の研究成果を基にパッチ型脳波センサーの開発を行っており、ニューロリサーチや睡眠解析受託といった事業を展開している。
OUVCはこれまでに、2016年11月に5000万円、2017年8月に2億円を同社に対して投資しており、今回が3回目の投資実行となる。また、PGVはNOKのグループ会社と共同で脳波測定のウエアラブル端末を開発してきた。
PGVは今回の資金調達を踏まえて事業会社との連携を加速して事業拡大をはかるとしている。
(画像はPGVウェブサイトより)