佐賀大学発ベンチャーが吉野ケ里町、佐賀大学理工学部と連携協定を締結

佐賀県吉野ヶ里町は2月6日、佐賀大学発ベンチャーの合同会社ロケモAI(佐賀県佐賀市、以下ロケモAI)、国立大学法人佐賀大学理工学部との間で連携協定を締結した。三者は同日、吉野ヶ里町役場で締結式を行った。

ロケモAIは2017年12月に設立された佐賀大学理工学部発のベンチャーで、同大大学院2年の梶原薪氏が社長を務めている。スマートフォンの衛星測位システム(GPS)を活用した情報サービスを開発・提供しており、2019年には吉野ケ里歴史公園駐車場の空き状況をウェブサイトで確認できるサービス(サービスの提供主体は佐賀県)やオンラインマップサービスの提供を開始した。

三者による連携を通じて、同社と吉野ヶ里町は行政サービスの利便性向上に取り組む方針で、佐賀大学理工学部は技術提供などのサポートを行う。

佐賀大学は2015年に公表した『佐賀大学改革プラン』の中で「地域再生の核となる大学づくり」を標榜し、地域の課題解決への取り組みや自治体との連携強化を進めてきた。

(画像はロケモAIウェブサイトより)