DearLauraウェブサイトより

化粧品の製造・販売を行う株式会社Dear Laura(大阪府大阪市)は、大阪大学発ベンチャーの株式会社エバンス(大阪府大阪市)とボタニカル除菌クリーナー「Be19」を共同開発し、2021年1月に販売を開始する。化粧品業界の専門紙である『週刊粧業』(2021年1月5日付)が報じた。

開発した商品は、実生ユズと大豆抽出物(大豆脂肪酸)を主要成分とする天然植物由来の除菌スプレーで、週刊粧業の報道によると、大阪大学産業科学研究所にて行った新型コロナウイルス代用感染阻害試験、ノロウイルス代用ネコカリシウイルス不活化試験の結果、滅菌およびウイルス不活化効果を示すデータを取得したという。

エバンスは、大阪大学先端科学イノベーションセンターの教員だった近藤礎氏が2008年に設立した企業。週刊粧業の報道によると、商品の監修やディレクションをエバンスの一部門が行っている。

(A-START編集部、画像はDear Lauraウェブサイトより)