日本モビリティウェブサイトより

群馬大学発ベンチャーの日本モビリティ株式会社(群馬県前橋市、以下「日本モビリティ」)は西武バス株式会社(埼玉県所沢市、以下「西武バス」)、国立大学法人群馬大学(群馬県前橋市、以下「群馬大学」)などと共同で2021年2月より、遠隔監視システムを活用した自動運転大型バスによる実証実験を行う。1月5日に西武バスが発表した。

同社によれば、通常の営業運行を行っている路線バスと同じ運行形態で自動運転バスを運行するのは、国内初の試みという。

実験実施地は、西武池袋線飯能駅南口~美杉台ニュータウン(西武バス飯能営業所)の片道約2.5kmで、運行スケジュールの詳細は未定。

また、この実証実験にはあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(東京都渋谷区、以下「MS&AD」)が保険提供で、MS&AD インターリスク総研株式会社(東京都千代田区)がリスクアセスメントや安全管理体制の構築支援で協力する。

日本モビリティは群馬大学研究・産学連携推進機構准教授の小木津武樹氏(同社会長を兼務)を中心に2020年7月に設立された群馬大学発ベンチャー。MS&ADは2016年12月から群馬大学との間で自動運転に関連する共同研究を行い、2020年7月には日本モビリティと資本業務提携を締結している。

(A-START編集部、画像は日本モビリティウェブサイトより)