九工大発ベンチャーが5000万円を資金調達

九州工業大学発ベンチャーのKiQ Robotics株式会社(福岡県北九州市・以下KiQ社)が、九州を地盤とするベンチャーキャピタルのQBキャピタル合同会社(福岡県福岡市、以下QBキャピタル)などから総額5000万円を調達した。

KiQ社は2019年4月設立。制御工学・ロボット工学を専門とする九州工業大学大学院工学研究院の西田健准教授(同社取締役CTO)の研究成果を基に、汎用ロボットハンドやソフトウェアを開発し、「省人化」のためのロボットパッケージ提供を目指している。代表取締役CEOは、北九州高等専門学校准教授の滝本隆氏が務めている。

同社は今回調達した資金を活用してエンジニアを雇用し、新型のロボットハンドを開発するとしている。また、1月30日には同社のウェブサイトが公開された。

QBキャピタルの発表によれば、同社はQB第一号投資事業有限責任組合を通じて2019年12月27日に出資。今後、社外取締役を派遣する。

(画像はKiQ社ウェブサイトより)